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妊活を始めたらお酒は控える?

仲の良い友人や同僚などと飲むお酒って本当に美味しいですよね。
お酒はストレス解消にもなりますし、人とコミュニケーションをとるのにも最適な手段ともいえます。
では妊活中でもお酒を楽しんでも良いのでしょうか。

お酒は百薬の長と呼ばれているくらいですので、少しくらいなら飲んだ方が妊娠しやすくなると考えていませんか。
残念ながらその考え方は大きな間違いであり、不妊は病気ではありません。
逆に妊娠しにくい体質になってしまうかもしれませんし、もし妊娠したのに気が付かずにお酒を飲んでしまうと大変なことになる可能性があります。

少し前の話ですが、アメリカの学会にて「妊娠中は少量のお酒でも絶対に飲んではいけない」という報告があったそうです。
これまでも妊娠中のお酒は控えるように医師からいわれていましたが、「絶対に」という言葉が使われたのは初めてではないでしょうか。

妊娠中がダメなら当然妊活中もダメです。
これまでお酒を飲むのを楽しみにしていた方にとって禁酒するのは大変かと思いますが、妊娠のためなら止めるべきです。
将来の幸せな家族生活をイメージすれば、禁酒という苦しみは小さなものだと思います。

とある学会の報告によりますと、女性が一日二杯のお酒を飲むことによって、飲まない女性と比べて約60%も不妊の確率が上がってしまうそうです。
ただし別の報告ですと、少量のワインなら逆に妊娠する確率を上げることが出来るともいわれています。
このことからハッキリとはわからないのですが、飲まないことに越したことはありません。

お酒を飲んでストレス解消してきた方は、別のストレス解消方法を見つけましょう。
また誘惑に負ける可能性もあるため、バーや居酒屋などにも近寄らない方が良いかもしれません。

このように妊活をしている時から出産するまでの間は、禁酒をして赤ちゃんの誕生を待ちましょう。
また授乳中も赤ちゃんへの影響が出てしまうため、摂取する機会を減らすことが大切です。
どんなにお酒が好きでも、妊娠・出産・育児の喜びを一度でも感じることできっと「禁酒して良かった」という気持ちになるかと思います。